「第24回ハイメス・チャリティ ニューイヤー ディナーコンサート」を顧みて

<寄稿:三部安紀子委員長>

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2012年1月4日「第24回ハイメス・チャリティニューイヤーディナーコンサート」を 札幌パークホテルで無事終了し、係り一同ホッとしています。来年は25回の節目のディナーコンサートが待ち受けています。再び何を企画するか・・・・会員もお客様も皆様も楽しみされています。来年こそ、多くのアーティスト会員の参加を期待しております。


写真今年のオープニングセレモニーは、寺長根ミカさんと清水聡子さんのピアノ連弾で、ドアーオープンと同時に25分間の演奏!お客様を生演奏でお迎えし、とても華やいだ雰囲気に包まれました。お客様も気持ち良くご入場頂けた事と思います。曲目はリストの「ハンガリー狂詩曲第2番」、シュトラウスの「美しき青きドナウ」「トリッチトラッチポルカ」でした。


写真司会は軽妙なテンポの中で“ゆかゆかしい”着物姿の駒ヶ嶺ゆかりさん、そして好青年の貴公子石田敏明さんのおふたり。




まずはじめは、例年の如く理事長藤田久雄氏の挨拶、札幌市長上田文雄氏の祝辞、北海道庁知事室長高田久氏の祝杯。

祝杯には毎年ご寄附下さる〈宝石の玉屋〉様から金粉入りの素晴らしい白ワイン!実にお正月らしいお目出度いお酒で乾杯!!!セレモニー後は楽しき晩餐会のお食事のひととき・・・。このお時間に新年のご挨拶、名刺交換と殆どの方々が席を離れ、それはそれは盛り上がりの賑やかな時間となりました。

写真やがてコースのお食事も終わりに近付きデザートタイム。後半のコンサートをじっくり楽しんで頂く場面へと、司会者の誘導でいよいよスタートです。 第1ステージは、第20回ハイメスコンクール第1位となった小山雪絵さん。ショパンの「曲華麗なる円舞曲へ長調」「ノクターン嬰ハ短調」「スケルツォ第3番嬰ハ短調作品39」を演奏。厚みある豊かな音楽が聴けました。


写真次は第22回ハイメスコンクール第2位となったソプラノの川島沙耶さん。シュトラウス「春の声」、ベルリオーズ歌劇『ベンベヌート・チェルリーヌ』より「綺麗な花束!・・・恋と義務のはざまで」。軽やかな美声の持ち主で素晴らしい演奏をご披露くださいました。将来がとても楽しみ。


写真続いてはモーツァルトの「クラリネット五重奏曲」。第21回ハイメスコンクール第1位の武田侑子さんが、佐藤ひろみ氏Vn、小林佳奈氏Vn、物部憲一氏Va、文屋治実氏Vcと共演。先輩たちに囲まれて温かいアンサンブルを聴かせてくれました。



写真最後のステージは“ミベラーズ”12人のソリストの登場です。オペラアリアの重唱、斉唱、ソロと全てメドレーで演技も付けゴージャスな舞台となりました。『オペラ?宝石箱?』と称し、モーツァルトの「フィガロの結婚」「コジィ・ファン・トゥッテ」「魔笛」。ベルディ「椿姫」、ビゼー「カルメン」、プッチーニ「ラ・ボェーム」「トゥーランドット」等の曲目。お客様よりとても喜ばれ、演ずる方も充実感味わうことが出来、今回思い切ったプログラム構成を実現し、大成功だったと思います。

お客様が大変満足して下さった今回の「第24回のチャリティコンサート」、来年は更に素晴らしい舞台になる様、委員一丸となって頑張りたいと思います。

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