受講者達の感想

写真駒ヶ嶺 ゆかり(第2回2005年 受講)

高関建先生による、指揮者からのアドヴァイスを伺えるこの貴重な機会に、フィンランドの作曲家J.シベリウスを選曲しました。独特な風格を放つシベリウスのオーケストラ歌曲は演奏機会が大変少なく、自身の拙い経験では困惑を感じておりました。高関先生のご指導からは、スコアーの捉え方に新しい発想を頂きました。オーケストラの響きを体で捉えてこそ、自身の声が作品の中でその役割を果たせることなど、改めて勉強になりました。実はその4年後に受講したこの作品をオーケストラと演奏させて頂きました。正直、レッスンでのご指導頂いた本当の意味を本番で痛感した次第です。本当に貴重な公開レッスンであったと感謝しております。

写真佐々本朱希子(第5回2008年 受講)

公開レッスンを受講させて頂き、大変勉強になりました。ありがとうございました。指揮者の示すtempoを感じ取り、表現していくことの難しさを感じながらも、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。公開レッスンでは、高関先生の指揮についていかなければ!という気持ちで精一杯でしたが、指揮者、そしてオーケストラ(ピアノ伴奏)、そして私のピアノ、この3つの関係を感じ取ることができました。また高関先生の指揮者としてのご意見も伺うことが出来、とても勉強になりました。このような機会を頂きましたこと、大変うれしく感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

写真立花雅和(第6回2009年 受講)

指揮者から見る曲の解釈は、非常に新鮮なものでした。演奏したライネッケのコンチェルトは、フルートの曲には珍しいロマン派の曲で、この時代の曲を勉強する機会というのが少ないこともあり、高関先生がどのようなレッスンをして下さるか楽しみでした。ライネッケの人物像、曲の方向性、フルートの先生とは違った視点から曲に迫るレッスンで、とても勉強になりました。このような機会にレッスンを受けさせていただき、本当にありがとうございました。

写真山田美穂(第7回2010年 受講)

この度、指揮の受講生として参加させていただきました。円光寺先生には大変丁寧にご指導いただき、とても勉強になりました。指揮の技術、及びオーケストラと共演するにあたっての知識に関してはもちろんですが、声楽の方、フルートの方、そしてピアノの方に対するレッスンの中でも、それぞれの受講生に合わせた的確なアドバイスをされ、その音楽的造詣の深さに感銘を受けました。楽器や専門分野の枠組みを越え、音楽を演奏する上で共通する大切なものを学ぶことのできる、素晴らしい内容だったと感じています。このような機会を与えていただき、本当にありがとうございました。



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